2020年複数政党制民主党総選挙
不正投票と違法行為の調査結果

二千二十年の複数政党制民主主義総選挙のための選挙区の設定と公表

 元連邦選挙管理委員会は2020年6月29日に人民代表院(下院)の330選挙区、民族代表院(上院)の168選挙区と州及び管区議会の673選挙区を公表しました。また、2020年総選挙は11月8日に実施することを2020年7月1日に公表しました。公表時、ミャンマーでは新型コロナウイルス感染症がひろがり始めたときでした。8月にはコロナウイルス感染症拡大防止のためあらゆる政党が元連邦選挙委員会に選挙の延期を要請しました。USDP(連邦団結発展党)を含めて24の政党が感染症拡大防止の危険を回避するため11月8日の選挙日を再度検討するように要請しました。PPP(人民開拓者党)と新社会民主党も同様に要請しました。その要請に対して2020年9月19日に元連邦選挙管理委員会の会員であるミィンナイン氏は「選挙委員会は新型コロナウイルス感染症拡大防止のために選挙日を延期をする予定はありません」と記者に回答しました。元連邦選挙委員会は政党、市民社会の組織、医療専門家の意見を求めず、新型コロナウイルスの感染症が拡大しているにもかかわらず、選挙の実施を決定したのは現在の与党(NLD)が有利に進めることが目的だったと批判されることにもなりました。 [1]