元連邦選挙委員会は2020年6月29日に人民代表院(下院)の330選挙区、民族代表院(上院)の168選挙区と州及び管区議会の673選挙区を公表しましたが、実際に選挙が行われたのは315選挙区だけでした。2020年10月16日にヤカイン州にあるPauktaw地区、Ponnagyun地区、Rathedaung地区、Buthidaung地区、Maungdaw地区、Kyauktaw地区、Minpya地区、Myebon地区、MraukU地区である9つの地区とシャン州にあるMineLar地区、Pansam(Pankan)地区、Narphant地区、Minemaw地区、Pangwaing地区、MaingKaing地区である6つの地区、総計15の地区で治安においての理由で選挙が実施できないことを公表しました。その上、ヤカイン州の4つの郡の中の8つの地区と136の村、シャン州の18の郡の中の10の地区と165の村、カチン州の11の郡にある192の村、カイン州の6つの郡にある53の村、モン州の1つの郡にある1つの村の地域、バゴー管区の2つの郡にある42の村、総計42の郡から18の地区と589の村は選挙が実施されない地域として公表されました。
選挙が実施されなかったいくつかの選挙区は、NLDが議席が獲得できなかった選挙区で、政治的に偏っていたと政治団体に非難されました。カチン州人民党、カヤー州民主党、カイン州民主党、チン民族民主連盟、モン統一党を含む5つの民族政党が、選挙の実施を求める共同声明を発表しました。シャン州(南部)では、4つの政党からマイガイン地区は治安が安定しているため、選挙が実施できるように10,000人以上の市民が署名して要求ました。同様に、ムセー区域、ラシオ区域とチャウメ区域の中にある選挙が実施されない地区からも、選挙が実施できるように要求しました。国防省は、ある地区は選挙を行うのに治安が安定していると元連邦選挙管理委員会に報告しました。その後、2020年10月27日にチャウピュー地区の3村、アン地区の4村、ムセー地区の1区、ラシオ地区の1区、クンロン地区の1区に選挙が実施できない選挙区のリストから削除することが発表されました。 しかし、選挙の予定があるチン州パレッワ地区の94村に、選挙がキャンセルになると発表されました。 アラカン軍(AA)が元連邦選挙管理委員会の選挙延期への対応は国民民主連盟(NLD)に有利であり、過去の選挙で全てNLD党の敗北したヤンゴン管区域のセイカン地区の撤廃も含まれていることも指摘して公表しました。また、2020年12月まで選挙が行わなかったラカイン州の9つの地区に選挙が実行するように要求し、ラカイン州で一方的な停戦を宣言しました。選挙延期の理由は2020年の総選挙では明らかにならなくて、それは国民民主連盟党(NLD)が選挙に勝利を収めない選挙区を安全面上口実に実施しなかったことが判明しました。 [1] [2]